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2011
「おかあさんといっしょ」的マーケティング
いまさら高校生の時にビックリマンのシールを
捨てなければよかったと後悔している所長の土屋です。
本年もLPO研究所をよろしくお願いいたします。
今年もLPO研究所はLPOにとどまらず、マーケティング、
事業最適化の研究を進めていきたいと思います。
さて、NHK教育テレビの長寿番組「おかあさんといっしょ」という
名前は一度は耳にしたことがある番組名だと思います。
内容は今も昔も変わらず、キャラクターがおりなす物語、
歌のお兄さんとお姉さんの多種多様な歌、
体操のお兄さんとお姉さんの体操というのが番組の内容で、
これらすべてが子供心をくすぐるようにできています。
キャラクターも奇抜な色をしている大人からすると「これが
人気でるのかなー?」と思うようなキャラですが、大学の
幼児教育や心理学の専門家の方達がかなり考えつくして
つくっているキャラクターや歌になっているとの噂です。
それらの効果もあって、2〜4歳の子供には今も昔も
絶大な人気があり、会場に観覧にいくチケットはいつも
売り切れが続いているそうです。
しかし、マーケティング的に「おかあさんといっしょ」が
今も変わらず人気が出ている、とても大切な要素が
この番組に含まれています。
それは番組の放送の時間帯です。
この放送時間がとても2〜4歳から絶大な人気を得ている
重要なポイントだったのです。
(ビジネスで言えばセンターピンです。)
それはなぜかというと、
「おかあさんといしょ」の放送時間は
月〜土曜日 午前 8:00〜8:25(25分)
【再放送】
月〜金曜日 午後 4:20〜4:45(25分)
土曜日 午後 5:00〜5:25(25分)
という時間帯に放送されています。
この時間、何の時間かわかりますか?
そうです。
お母さんがご飯の支度をする時間なのです。
お母さんはご飯の支度をする時は子供になかなか
構うこともできず、危ない場所にいってしまったら
気が気じゃありません。しかし、普段テレビを見せない
お母さんでも教育的に良いとされる「おかあさんといしょ」なら、
見せても安心ですし、子供は楽しく夢中でみてくれます。
なので、朝も、夕方の再放送も両方観るケースは決して
稀ではありません。
ここに、「おかあさんといっしょ 」の新規獲得のリピート戦略の
センターピンがあったのです。
(実は見る時はおかあさんといっしょじゃないという現実です笑)
マーケティング的にみると、もちろんキャラクターや
歌の内容=商品 がいいのはリピート要素でとても
大切です。それと対象に、4歳になってしまうとあまり興味が
なくなってしまうこともあり、新たな新規ユーザーを次々に獲得
していく必要があります。
そこで、おかあさんがご飯の支度をする時間に放送していれば、
一度は見せてみようと子供を持つお母さんは必ず思うので、
きっかけとしてはとても自然な流れで、ターゲットユーザーに
対して商品に触れてもらうことができるのです。
このように、ユーザーが無理やりでなく、とても自然な流れで、
商品に触れてもらうことはとても大切です。
(スーパーで焼肉の肉の近くに焼肉のたれを置いておくと売上
あがるのと同じ原理だと思います)
マーケティングやLPOを考えるうえでも、どんなきっかけで
商品へのニーズが高まるかというポイントを考えておけば、
それがビジネスのセンターピンになえることがあります。
そのユーザーの「きっかけ」を仮説立てて、それらの接点の場所を
ユーザープロセスの中に設けていくことで、セールスが上手く
いくのです。
そんなことを思いながら、今日も我が息子はおかあさんといっしょを
かなり真剣な眼差しで観賞しています^^
本日はこのへんで。
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筆者: 土屋 裕樹





