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2010
「たまひよ」から学ぶマーケティング
私事なのですが、去年子供が産まれました。
「たまごクラブ」「ひよこクラブ」
なるものを自分自身が購入することになるとは、
つい最近まで夢にも思っていなかったわけですが、実際に読んでみると
「たまひよ」のマーケティングがすばらしいので
今回はこの「たまひよ」のマーケティングについて
分析してみたいと思います。
たまひよは大きくわけると、
妊娠してまず読む「初たま」、
妊娠中に読む「たまごクラブ」
妊娠後に読む「ひよこクラブ」
の3つに分かれています。
このセグメントが実に秀逸。
私も体験して(といっても自分が妊娠したわけではないですが)初めて気づきましたが、
妊婦さんというのは、時期によって知りたい情報がまったく違います。
妊娠初期は、つわりについてや、食べてはいけないもの、切迫流産についてなど。
妊娠後期は、出産準備や出産後に必要なものなど。
そして出産後は、母乳のあげ方や、お風呂の入れ方など。
「たまひよ」のうまい所は
妊婦さんのニーズの違いによって、雑誌自体を分けてしまっていることです。
こうすることで、ターゲットにあった情報だけに企画内容を絞り込み、
より明確に伝えられるように、雑誌を構成しているんですね。
必要な情報だけに絞り込むというのがミソです。
実際
妊娠している妻を見て思ったのですが、
人間その危機に直面しないと、案外情報は探さないものなんですね。
例えば、妊娠初期のころから、「生まれたらどうやってお風呂入れるんだろう」とかは
あんまり考えてないわけです。
そしていざ自分でお風呂に入れようとなった時に初めて「どうしよう」と思うわけです。
そのあたり「たまひよ」はもちろんわかっていて、
妊娠後によむ「ひよこクラブ」には、ちゃっかり「お風呂の入れ方」がDVD付録として
ついていました。(ちなみに僕はその付録に惹かれ、買ってしまいました)
ただ情報を出すだけではだめで、
ユーザーのニーズをくみ取り、かつユーザーニーズが発生するタイミングを見極めた上で
ユーザー目線になって情報を出していかなければ
心を掴むことはできないんだなと、身を持って感じた瞬間でした。
他にも「たまひよ」は、徹底的にユーザー視点を貫いた
企画内容や、キャッチコピーなど学ぶ所が多い雑誌です。
子供をお持ちの方だけでなく、
マーケティングにかかわるお仕事をしている方は
ぜひ一度読んでみることをおすすめします。
文責:鎌田
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ギャプライズ LPO研究所

筆者: 鎌田 洋介





