24
2010
駄々をこねる子供が営業マン
ワールドカップのデンマーク戦を一人でテレビで応援していて、
本田選手のシュートが決まった時に座りながらガッツポーズをしたら、
思いもよらず、その勢いでおしりを中心に軽いブレイクダンスのような
感じになってしまい、深夜3時に一人で頬を赤らめた所長の土屋です。
前置きが長くなってしまいました。
先日近所の島忠に妻が子供用の安全柵が
ほしいということで、一緒に行った時に
私は疲れたので、ホームセンターでは良くみかける
サーティーワンアイスクリームで小休止をしていました。
そこのサーティーワンアイスクリームの店内の中に、
アイスクリームという特性から考えられた
子供用のワンコインゲームがズラッと並んでいました。
何気なく、そのゲームのデモ画面をみていたら、
子供が引き寄せられるようにゲーム機によって行って
親にねだってゲームをやっていく子供が
10分の間で4組ほど現れました。
そこには、すべて同じ言葉でねだって
ゲームに吸い寄せられている子供がいました。
その子供達が必ず口を揃えていっていた言葉とは
なんだと思いますか?
それは
「パパ(ママ)、100えんいれてだって!」
これです。
デモ画面をみると、3秒に一回この画面がでます。
「100えんをいれてね!」
という言葉です。
しかも、「えん」はもちろん平仮名です。
なるほど、ここに最後の一押しがあったのです。
あの言葉がないと、子供が「やりたい!」と
ねだるだけで、「家でもできるでしょ!」と
親に一喝される可能性があります。
しかし、「100えんいれてだって!」と言われると
心理的に考えると子供のわがままだけの要望だったのが、
「100えんぐらい払えるでしょ?」という
大人心を刺激する言葉に変換されています。
明らかに、「やりたい!」という子供の駄々をこねている
言葉から、一歩大人が動きやすい言葉に変わっています。
恐らくですが、マーケティング的な流れでいうと、
家族連れが集まるホームセンター
↓
疲れてくると甘いものを食べたくなるので、
サーティーワンアイスクリーム
↓
アイスが好きなのは子供が多い
↓
子供はゲームが好き
↓
大人は子供にねだられるとついゲームにお金をだす
という流れだと思います。
戦略だてて、どんなに良い流れをつくっても、
最後の一押しがないことにより、ユーザーが「また今度にしよう」と
考えるケースが日常の中にとてもよくあります。
みなさんのマーケティング戦略やLPOでも、
最後にユーザーの背中をそっと押してあげるような
最後の一押しがあるかどうかをもう一度見なおしてみてください。
それだけで、みなさんのマーケティング戦略が
パッと開けて、成果を生み出すマーケティング戦略に
生まれ変わるかもしれません。
本日はこのへんで。

筆者: 土屋 裕樹





