2010年 1月 31日(日)

PC選びから考えるLPO

先日友人からPC購入のアドバイスを求められました。

私はこんな業界で働いていますので、基本はスペック重視。
またMac好きのため、Macのモデルを選んでその最上位機種を薦めます。

ただ、私にとってのベストが友人にとってベストとは限りません。
しっかりとヒアリングを行い、PCを買う目的を掘り下げました。




その結果、下記条件となりました。
・WEB閲覧
・メールの送受信
・Word、Excelが使える
・デジカメ写真を保存、閲覧できる
・持ち運びができるサイズ
・操作を覚える手間を極力少なく(WindowsXP使用経験有)
・3年ぐらい使用に耐える




上記条件のPCなんて、家電量販店に山ほどあるはずです。

「わざわざ俺に聞くなよ・・」と思ったのですが、
引っ込み思案な僕の友人は店員に聞くことができず、
かといって店頭POPを見ても、上記の条件を満たしているか判断できなかったのです。




確かにPCメーカーとしては、
当たり前に出来る機能を記載しても「ウリ」にならないのかもしれません。

そのため、「ブルーレイ搭載」だとか、「地デジチューナー内蔵」だとか、
最先端技術、高スペック訴求になってしまうのかもしれません。




しかし私の友人には下記のような書き方が響くのでしょう。

「WEBもメールも簡単・快適!デジカメで撮った写真も簡単にPCに入って、家族・友達にメールできちゃいます!OfficePersonalが入っているから使い慣れたWordとExcelが買ったらすぐ使える!持ち運びに便利なノートタイプだから場所も取りません!これだけ出来て◯◯万円!」

僕なんかはしょぼいPCだと思っちゃうんですが、
実際に友人に上記のセリフを言ってみたら、
「それそれ!それ欲しい!」って言ってました(笑)




書いていて思い出したのですが、
この話はジャパネットたかたの高田社長が仰っていた内容に似ている気がします。

うろ覚えなのですが、週刊経済誌で、
「商品の詳細を伝えるのではなく、商品を使って何を得られるかを伝える」みたいなことを仰っていました。

結局大抵のユーザーは、「商品・サービス」そのものに興味があるのではなく、
その商品を使って「満足な体験」ができるかどうかに興味があります。




LPを作る際にもターゲットが求めている「満足な体験」に焦点をあてて、
「何を」「どのように」訴求すれば良いのか今一度見直してみて下さい。




文責:久岡

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ギャプライズ LPO研究所

研究員:久岡
カテゴリー:LPO

研究員 久岡
2010年 1月 24日(日)

「たまひよ」から学ぶマーケティング

私事なのですが、去年子供が産まれました。

「たまごクラブ」「ひよこクラブ」

なるものを自分自身が購入することになるとは、

つい最近まで夢にも思っていなかったわけですが、実際に読んでみると

「たまひよ」のマーケティングがすばらしいので

今回はこの「たまひよ」のマーケティングについて

分析してみたいと思います。

たまひよは大きくわけると、
妊娠してまず読む「初たま」、

妊娠中に読む「たまごクラブ」

妊娠後に読む「ひよこクラブ」
の3つに分かれています。
このセグメントが実に秀逸。

私も体験して(といっても自分が妊娠したわけではないですが)初めて気づきましたが、

妊婦さんというのは、時期によって知りたい情報がまったく違います。

妊娠初期は、つわりについてや、食べてはいけないもの、切迫流産についてなど。

妊娠後期は、出産準備や出産後に必要なものなど。

そして出産後は、母乳のあげ方や、お風呂の入れ方など。

「たまひよ」のうまい所は

妊婦さんのニーズの違いによって、雑誌自体を分けてしまっていることです。

こうすることで、ターゲットにあった情報だけに企画内容を絞り込み、

より明確に伝えられるように、雑誌を構成しているんですね。

必要な情報だけに絞り込むというのがミソです。

実際

妊娠している妻を見て思ったのですが、

人間その危機に直面しないと、案外情報は探さないものなんですね。
例えば、妊娠初期のころから、「生まれたらどうやってお風呂入れるんだろう」とかは

あんまり考えてないわけです。

そしていざ自分でお風呂に入れようとなった時に初めて「どうしよう」と思うわけです。

そのあたり「たまひよ」はもちろんわかっていて、

妊娠後によむ「ひよこクラブ」には、ちゃっかり「お風呂の入れ方」がDVD付録として

ついていました。(ちなみに僕はその付録に惹かれ、買ってしまいました)

ただ情報を出すだけではだめで、

ユーザーのニーズをくみ取り、かつユーザーニーズが発生するタイミングを見極めた上で

ユーザー目線になって情報を出していかなければ

心を掴むことはできないんだなと、身を持って感じた瞬間でした。

他にも「たまひよ」は、徹底的にユーザー視点を貫いた

企画内容や、キャッチコピーなど学ぶ所が多い雑誌です。

子供をお持ちの方だけでなく、

マーケティングにかかわるお仕事をしている方は

ぜひ一度読んでみることをおすすめします。

文責:鎌田

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ギャプライズ LPO研究所

研究員:鎌田
カテゴリー:アクセス解析, マーケティング, 集客

研究員 鎌田