
Posts by doi:
世界のLP(ランディングページ)事情 vol.3
7月 21st, 2011
まさか、Windowsの更新後の強制再起動で ほぼ完成していたこの記事データが 消えました。そのため何も思いつかない 土井です。 さて、以前からネタがたまれば書いていた 海外のLPランディングページ事情の 記事、久々に更新します。 話は少し前に遡るのですが、 スマートフォンが台頭してきた頃に よくスマホvsガラケーみたいな構図が よく取りざたされていたと思います。 そういったニュースや記事を見ていた時に、 WEB業界に関しても、非常に当てはまるのでは無いかなと、 感じ、1年ぶりに記事を書こうかと思った次第です。 サイトの構造、デザインにしても、 労働環境に関してもしかり、ITインフラに関する 企業の意識に関してもしかり。 よくも悪くも、日本は独自路線を 突き進んでいるな~と感じているのは 私だけでは無いはずです。 このことに関して特に良し悪しを論じる 気はありませんが、このガラパゴス的な環境、 変わる可能性も十分にあるという認識を持っておくことは 大切なように感じます。 というのも、徐々に徐々にではありますが、 以前お伝えしたような、海外型のランディングページ、 つまり短く端的なランディングページが 国内で増えつつあるな、と感じているからです。 今回は国内も含め、 短く端的なページをいくつか紹介、可能なかぎり 解説していこうと思います。
■日本企業
・カクー
http://cacoo.com/
一目で強み、新規顧客のアクション、既存顧客のアクション
が目に入って来る、とても考えられた構成、
デザインだと思います。またフォームも
非常にシンプルですし、googleやfacebookの
アカウントでログイン出来きる点なども
とても高いユーザビリティを実現しています。
・チャットワーク
http://www.chatwork.com/ja/
こちらも上記カクー同様、日本企業として
こういった構成のページを作っています。
こちらも上記同様非常に分かりやすい
構成です。もし可能ならビデオでの
機能説明も分かりやすい位置に設置すれば、
さらにユーザービリティの向上が図れると思います。
・My Gengo
http://ja.mygengo.com/
翻訳サービスの会社みたいです。
こちらもとてもわかりやすい。
翻訳で最も気になる文字あたりの
・ピッタ!
http://www.pitta.ne.jp/
ここは過渡期のようなイメージですね。
すっきりしているけど、
またTOPでの情報も多く、必要な情報を見つけ、
読み込む必要が出てきそうです。
・Groupon
http://www.groupon.jp/subscriptions-delp-us/
言わずと知れたグルーポンです。
日本企業ではないですが、世界共通で
全く同じデザイン、フォームを
貫く、漢なサイトです。
■海外サイト
・SpringPad
http://springpadit.com/home/
いまいちピンとこないキャッチですが、
全体の構成やゾーニングは秀逸です。
特にこの余白を活かすデザインは、
非常に印象に残ります。
ただ、少しデザイン寄りなので、
文字情報が入ってきづらい印象があります。
私自身使っていて非常に便利なのですが、
いまいちサイトからは伝わってきません。
ここも、出来ることなら機能説明を
動画で載せたいです。
・thinkluke
http://www.thinkluke.com/
海外のデザイン会社です。
キャッチコピーはふわっとしている印象ですが、
情報整理が非常に秀逸で、テキスト量は
あるのですが、情報がスムーズに入ってきます。
ナビゲーションも分かりやすいです。
出来ることならメインビジュアルのフラッシュを
実績紹介ではなく、会社の強みやほかのサービスの
紹介に当ててみたいですね。
■外資系日本語サイト
・スカイプ
http://www.skype.com/intl/ja/home/
このレイアウトのサイトとしては、
草分け的な存在でしょうか。マイナーチェンジを
繰り返しながらもかなり前から
この形を保ってきていると記憶しています。
外資系の企業のはやっぱりこの短いタイプの
サイトが多いですね。他にも海外のニュースサイトや、
Yahoo USなど、海外のポータルサイトを
注意深く観察するとサイトの構成や
レイアウトにも色々な違いが見てきます。
ぜひ機会があれば見てみてくださいね。
・HTC
http://www.htc.com/jp/
・オペラ
http://jp.opera.com/
・Mozilla Japan
http://mozilla.jp/
・Naver Photoediter
http://photoeditor.naver.jp/
・RealPlayer
http://jp.real.com/
また記事がたまれば書きます! それでは、今日はこのあたりで。 <前回記事> ■世界のLP(ランディングページ)事情Vol.1 ■世界のLP(ランディングページ)事情Vol.2 文責:土井 ギャプライズ LPO研究所
Facebookの現状
3月 7th, 2011最近、白髪が増えたことを認めた
土井です。確実に増えました。
今回は割とタイムリーなfacebookで行こうと思います。
さて、このアメリカ発のフェイスブック。
ここ数カ月の間に始められた方も非常に多いのではないでしょうか。
特に映画公開を前後して、ついに日本でもユーザー獲得が
本格化した感があります。最近通勤電車でもfacebookという
言葉を耳にするほど。ここまで急速的な普及は
誰も予想していなかったのでは無いでしょうか。
しかし、実際波に乗ってアカウントを作ったものの、
いまいち、何が楽しいのかわからない・・・
これもまたまことしやかに語られる事実です。
現在のユーザー数は世界で6億人強、国内で見ると
250万人。国内だけで見るとまだMIXIの十分の一程度
ですが、今後は非常に楽しみです。
今回はfacebookの実名制とリスクに関して、
感じた事を書きます。
■実名制
facebookのうりでもある実名制。
先日匿名アカウントを運営サイドが強制削除した件からも、
facebookも気合をいれているポリシーなのだと思います。
(MIXIもかつてそうでしたが・・・)
ただし、この実名制が果たして定着するのか?
現時点ではするという人もいれば、しないという人もいます。
現時点では正直わかりません。
特に統計をとったわけではないですが、
ここ数ヶ月facebookを注視してみて、日本人のユーザーの方で
プロフィール写真に自分の写真を使っていない人がまだまだ多いことからも、
もう少し定着には時間がかかるのかもしれません。
ただし、若い人というのはこういった新しい形態の
コミュニケーションやツールを抵抗感なく使い、
自分のモノにしていくのではないかと思います。
■インフラとしての汎用性とリスク
facebookは多くの国で社会インフラと化しています。
アメリカなどでは、紙媒体の広告に掲載するの企業の
ホームページURLがfacebookページだったりするそうです。
ちなみに国民に占めるユーザー数は49%。
周りでも中毒の用に使っている人もいますが、
日本ではまだ2%と低いです。しかしここ6ヶ月での
ユーザー数はほぼ倍増しており、飛ぶ鳥を落とす勢いです。
ただ、この流行の影に隠れて、あまり語られていませんが、
今後気になるのが、情報漏洩や炎上のリスクです。
実名公開なうえ、twitterやmixiと連動するため、
facebook以外での投稿が発端とも成り得ます。
ふとしたつぶやきや投稿が、実名や勤務先などまで
WEB上に公開される炎上も今まで以上に増えそうな気がします。
特に今後企業の公式facebookページを開設する場合、
こう言ったリスク面もしっかり対応すべきです。
海外ではすでに多くの企業がfacebookで失敗しているので、
非常に参考になります。
facebook関連のネタ、どこかでまとめて報告出来ればと思います。
それでは、今日はこのへんで。
==================================
文責:土井
ギャプライズ LPO研究所
IS03を使ってみた。
12月 20th, 2010先日auのIS03を購入し、
あまりの便利さとバッテリーの駆動時間の
短さに動揺を隠せない土井です。
今日はそのまま、IS03ネタで行きたいと思います。
実際に使ってみた感想のようなものを
お伝えしたいと思います。
さて、スマートフォンに関してはソフトバンクやドコモの後塵を拝していた
auですが、満を持してのリリースだったので、楽しみにしていた
auユーザーも多かったはず。話題性の高い構成と
センセーショナルなプロモーションで高い注目を集めていた
IS03、WEB上では賛否両論飛び交っている状態です。
では、あくまで私個人の感想ですが、具体的に見ていきましょう。
■タッチ感
もっさりしているという意見も散見されますが、
フィーチャーフォンユーザーからすると、
むしろサクサクしている印象です。
ただし、iPhoneユーザーからすると、
非常にもっさり感じるはず。
特に差が出るのは、ブラウザでのズームイン・アウト時。
引っ掛かり感はすごくあります。
タッチスクリーンはiPhoneがやっぱり強いです。
おそらくハード的にはそこまで
差はないはずなので、これはファームウェアと、
センサーの検出線なるもの消費電力の問題で、
正確にはわからないですが、IS03に比べiPhone はかなりの電力を
タッチスクリーンにさいるようです。
この消費電力はセンサーの正確さに
ダイレクトに影響が出ますので、それが原因なのかもしれません。
ただしこのタッチ感もADW.Launcherなどの
ホームアプリを入れるとずいぶん良くなります。
また、2〜3倍速くなると言われている、
来春のOSのバージョンアップにも期待です。
あと入力時の認識ですが、これが微妙にズレてるような気がします。
まれに、違う動作に認識されたりするのはじんわりストレス。
■バッテリー
これはもうどうしようもないくらいに短命。
そもそものバッテリーの容量がiPhone やギャラクシーよりも
小さい割に高機能なので、マルチタスクで放置すると、
半日持たなかったりします・・・。
例えば、通勤電車でワンセグを聞きながらメールを打って、
ニュースサイトを閲覧していると、すごい勢いで
バッテリー残量が減っていきます。が、前向きに考えれば
朝からちょっとしたドキドキ感のようなものを楽しむことができます。
これはAutomaticTaskKillerなどのタスク制御アプリで、
常に余分な動作をしないように設定すれば、
ある程度は改善されます。
あと、リチウムイオンは初回の2〜3回は使い切ることで
容量がアップするようです。
■アプリ数
これは現状ではまだiPhone アプリが多いようです。
ゲームアプリもまだまだといったところ。
(個人で使うには十分です。)
ただし、オープンソースという点と、アンドロイドマーケットが
アップルのように審査が厳しくないため、また今後の
アンドロイド携帯の発売に従い爆発的に増える可能性を秘めています。
■ネット
これは若干IS03の処理が早いように感じます。
とギャプライズのiPhone ユーザーの方が言っていました。
ただし、上記のようにタッチ感に一抹の不安があるので、
スマートフォンに対応していないサイトを見るのは
PCに比べるとやはりストレスです。
■日本語入力
入力の反応はいいです。モッタリ感もないです。
あと変換候補が秀逸。今まで使っていたガラケーや
google日本語より精度が高いです。
■全体感
IT業界に身を置く人間として、これだけ発売時期に差があれば
後発機のスペックが勝るのは当然な感覚があるのですが、
iPhoneの凄さを改めて実感。両者いい面悪い面があり、
結局好みなのかなという結論です。
IS03のいいところはフィーチャーフォンの良さを取り込みつつ、
アンドロイドの開放性・カスタマイズ性を両立させていることです。
これは既存のガラケーユーザーにとっても使いやすく、
かつ使い倒したいヘビーユーザーにも受け入れられるのではないかと
思います。実際にここ数日使用してみても、ほとんどパソコンと同じ感覚で、
できないことはないんじゃないかと思います。
auに激甘なユーザーとしては非常に気に入っている前提で
あえて厳し目の評価を少し。
このIS03のマーケティングでは、挑戦的でセンセーショナルな面を押し出しつつ、
事前に値段や基本機能の部分を公表しない、
ハングリーマーケティングでした。たしかにこれは効果てきめんで、
販売台数は非常に順調のよう。
しかし、実際に使ってみると、まずは押さえていないといけない
基本機能に抜けが目立ちます。タッチ感しかり、バッテリーしかり。
内部記憶領域が500MBと小さく、SDにアプリを保存できると思いきや、
現在のOSバージョンではそれは不可能など。
プラス面とマイナス面の振れ幅が大きすぎる気がします。
ここは今後の対応に期待です。
今後各社から様々な機能のスマートフォンが発売されます。
3D機能、IS03の機能に防水や高解像度ワンセグが追加されたものなどなど。
たしかにそのような特徴的な機能面で競うのが日本のケータイ開発ですが、
基本を怠っては、結局のユーザー満足度は上がりません。
iPhone はアンドロイド携帯に比べ機能面での制限は多いと思いますが、
基本操作という意味では圧倒的に快適です。(電波を除いて)
他社との差別化はたしかに重要ですが、今後はこういった基本部分にも、
各社注力して欲しいところです。
それでは今日はこのへんで。
文責:土井
——————————————————————————————
ギャプライズ LPO研究所
コメントは受け付けていません。
Preziでプレゼンテーションを作ってみる。
9月 28th, 2010こんにちは。
最近メガネを変えて、
スッとした印象になった土井です。
最近個人的にすごいと思っている、
Preziでプレゼンテーションを作ってみました。
もうご存知の方もいらっしゃるとは思うのですが、
手軽に綺麗なアニメーションが入ったプレゼンテーションが
作成できます。
今回はギャプライズのポリシー13ヵ条です。
字が小さくて読みにくい場合は、そこでスクロールすると
調整できます。スライドを進める際は、
ウインドウの右下の矢印をクリックしてください。
(*Fire Foxの場合、はじめに中央の矢印をクリックしてください。)
[prezi width="500" height="400"]http://prezi.com/57692-llsgp6/view/[/prezi]
今回はいい素材が見つからなかったため、
写真や動画はいれていませんが、そういった素材も
もちろん簡単に追加でき、アニメーションをつけながら見せることが出来ます。
アカウントの開設も至って簡単。
ただし、無料版の場合、作成したプレゼンテーションは
公開されるようになっているようなので、ご注意下さい。
すぐにLPOに活かせるわけではないかもしれないですが、
プレゼンテーションだけでなく、
サイトやブログにも簡単に貼り付けられるのは便利。
特に、単調な内容で、サイトやブログ上でスペースを
大きく使ってしまうコンテンツなどは、Preziを使うことで、
ユーザーも楽しく読み進められるかもしれません。
そして資料の作成も非常に楽しい。
時間のある方は是非トライしてみてください!
そもそもこのPreziも開発のきっかけはそれだったようで、
既存のプレゼンテーションツールではスライドの作成が
単調で、創造性に欠けるとの思いから開発を開始したそうです。
ちなみに、
現CEOのPeter Arvaiさんは、経産省主催の
ヴルカヌス・イン・ジャパン-企業インターンシッププログラムなるもので、
Fuji Xeroxでインターシップをされていたようです。
日本が好きなのか、スシ以外の日本の家庭料理を紹介するべく、
熱い想いを込めた本を、半分まで出筆しているようです。
今日はこのへんで。
近いうちに海外LPOシリーズ続編を
公開します!
学校教育の情報化
8月 25th, 2010最近行ってきた健康診断で、
腹囲 を測ってもらう際に、お腹を一瞬ひっこめ、
やっぱり恥ずかしくなってやめた土井です。
今回は少し堅いお話になりますが、日本の教育の情報化について、
少しお話してみたいと思います。今後IT業界を牽引する人材が
育ってくると考えるととても重要な課題。乱文ですが、読んで頂ければと思います。
さて、先日、文部科学省から、教育の情報化ビジョン骨子(案)が提出されました。
そこで現状全国の公立学校での情報化の実態はどうなっているんだろうと思い、
簡単に調べてみました。
その前に、
読者の皆様が義務教育、高校で受けた「情報」という科目はどうだったでしょうか?
Windows以前、もしくはWindows95前後の方が多いと思いますが、
学校にパソコンはあったでしょうか?
そもそも他の科目とスイッチされて、1回か2回しかコンピュータ室を
使ったことが無いという方も多いのではないでしょうか?
そのあたりも思い出しながら、2006年時点での各数値と比べながら簡単に紹介してみたいと思います。
■2006年
・コンピュータ1台あたりの児童生徒数・・・7.7人
・教員の校務用コンピュータ整備率・・・ 33.4%
・電子黒板の整備状況・・・7832台
・授業中にICTを活用して指導する能力・・・52.6%
(ややできる・割に出来ると回答した割合)
■2010年
・コンピュータ1台あたりの児童生徒数・・・6.8人
・教員の校務用コンピュータ整備率・・・ 79.8%
・電子黒板の整備状況・・・42000台 (全体の26.3%)
・授業中にICTを活用して指導する能力・・・58.5%
(ややできる・割に出来ると回答した割合)
*2010年は速報値なので、今後微妙に変更があるかもしれません。
ですが、2006年に比べると格段に状況はよくなってきています。
特に4年間で先生用のPC整備率は4倍に、
加えて電子黒板の増加率はすごいですね、約5倍です。
比較対象に2006年を選んだのは、2006年はe-japan戦略の最終年であり、
「世界最先端のIT国家になる」という目標に遠く及ばない結果だった年だからなのですが、
そこでめげず、地道な努力が実ったということでしょうか。
教える側のデバイスは着実に整備されています。
しかし、上記データだけでも、まだまだ学校に設置されているPCの数が少ないです。
先日ソフトバンクの孫さんが、
「教科書を電子化するのにかかる予算は3600憶、
ダム一個の予算でできる。しかも現在着工しているダムは100個以上ある」
とおっしゃられていました。まさにその通り!なのですが、
いかんせん予算がない。この教育の情報化、平成22年度で、8億円・・・
退職教員等人材活用事業−サポート先生の配置−の予算が77億・・・
と、なんとも悲しい数字になっています・・・
そして、さらに気になるのは、ICTを活用した教員の指導能力です。
これがあんまり伸びていない。配備されているPCは増えているのに・・・
さらに この調査が行われた2009年中に、ICT活用指導力に関する研修を
受講した教員の割合は、19.4%にとどまっています。理由としては、まず教員の激務が挙げられるかと思いますが、
ICTを活用することで、この激務は確実に軽減されるはずです。
というか、ここまできたらまず必要だと思うのですが皆様はどうでしょう?
さらに、このトピックに関連したキーワードでブログを検索した際、
そもそも教育の情報化に否定的な意見や、大切なのは教員の熱意だ!的な
声が散見されます。
もちろん教育に対する情熱は最も大切な資質ですが、
それだけで生徒の雇用機会が増えるわけではないわけですから、別軸で議論すべきです。
重要なのは、インフラ面での整備ほど、教員の「ICTを活用する力」が伸びていない、ことです。
さらにIPAが発表した、IT人材白書2010でも興味深いデータが出ています。
”全国の「理工系情報学科・専攻協議会」に加盟する大学・大学院・専門・高専の
在学生に関する調査によると、「入学者の質や水準の変化」の設問に、
下がっていると回答した期間は過半数を超え、変わらないの43%を超えた。”
インフラの配備は進んでいるのにこのような結果が出ることに関しては、
やはり整いつつあるインフラを十分に活用出来ていない可能性がありそうです。
もちろんすぐに答えが出る話でも無いですし、国家予算のような長大なことは
わかりません。ただ、IT業界で働く人間として、読んでいただいている皆様にも、
ぜひこの問題は考えていただきたいと思っています。
とまあ、なんとも結論のないお話になってしまいました、
さらにLPO研究所と言っておきながら、全くLPOに触れていなかったことを反省しつつ、
今日はこのあたりで。
—-追伸—————————————-
ICTに関する資質に対して、IT企業と教育機関の認識に関しても、
面白い結果が出ています。これはIT人材白書のデータをもとに、
NECが作成した資料が出展です。
この資料が示唆するものの一つとして、
IT企業と教育機関がお互い閉鎖的な側面があり、情報の共有が出来ていないということがあるのでは
ないでしょうか。
実際に教育現場では、どのようなICTを活用できる人材が将来的に社会で必要とされるか、
という大きなビジョンが定まらないままインフラの整備が進んでいる気がしてなりません。
IT業界の声も、もっと吸い上げて、情報共有や意見の交換ももっと活発になるといいですね。
*私の限られた知識内でまとめましたので、もし間違いなどありましたら
ご指摘いただけると幸いです。
<参照URL>
平成21年度 学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果
教育の情報化の政策と教育の情報化ビジョン(骨子)【案】
IT人材白書2010
産業界から見た、ICT技術者への期待
それを買う瞬間
7月 16th, 2010
先日、久しぶりに奥多摩釣りに行ってきました。
目に映る木々は夏の訪れとともに一層緑を濃くし、足をつけると、
1分もしないうちに感覚がなくなるほど冷たい水。
しかし、まさかのボウズ。
完全に予期していなかったこの展開に動揺を隠しきれない土井です。
さて、久しぶりと言っても、実は渓流(トラウト)は今回が初めて。
普段やらない釣りなので、もちろん道具がありません。
当初道具は現地で借りようと思っていたのですが、
日が迫るにつれて、やっぱり行くんだから釣りたい・・・と思うようになり、
がぜん自分用の道具が欲しくなってしまったのです。
そこで早速渋谷の某釣具店に仕事帰りに足を伸ばしてみることに。
釣りは明日なので、急がなくてはいけません。そしてそんな私を急かすように
閉店間際をしめす、「コンドルが飛んでいく」的なBGMまで掛かり始めました。
*音楽は違ってたらごめんなさい。
では、そんな中急いで道具を買う私の頭の中を御覧ください。
”えーと、トラウトコーナーは・・・ここだな”
”なるほど、トラウトはこういうルアー(疑似餌)がメインなんだ”*20分くらいかけてコーナーを一周
”明日の天気は曇り、前日は雨だから、川の色は少し濁ってるな・・
てことは基本はこの色かな・・・”
1個目のルアーをかごに入れる
”慣れてる釣りは大体どのルアーが釣れるのかわかるんだけどな・・・”
”トラウトは・・・やっぱりわからない・・・”
と、ここで先日インターネットで「奥多摩で釣れる」と評判だったルアーを発見
”これは買っておこう”
なんの迷いもなくそのルアーをかごに入れる
”あとは、同じ種類のルアーだけだと心配だから、この種類のルアーも買っておこう”
そのルアーをかごに入れる
”でもあのルアーもあったほうがいいかもな?水の色も濁ってないかもしれないし・・・”
”でももういいかな?どうしよう・・・”
と、その時ルアーの陳列棚に、購入を迷っていたルアーでトラウトを釣ってる人の写真が・・・
”釣れてる・・・”
迷いつつもそのルアーをかごに入れる
”よしこれくらいで十分だな、レジに行こう”
と、ここでさらに追い打ちをかけてくる釣具店、トラウトコーナーには
置いていなかったセール品がレジの前に・・・
セールなのでもちろん安い、半額近い値段・・・
”これはこれでもし川の流れが速い時は使えるかも・・・安いし1つくらい買ってもいいか・・”
そのルアーをかごに入れる
とまあ、完全に予算オーバーなことには目をつぶり、明日を楽しみにお店を後にしたのでした。
*翌日魚が釣れないいとはつゆ知らず・・・
これが、私がルアーを買った時の心理です。
この時私は緊急度が高く、買わなければいけない状態だったので、
お店側の仕掛けに、勢い良くはまり、どんどん購入していくわけですが、
読者様の商品、サービスの場合どうでしょうか?
ひとつひとつステップを分解し、考えてみるのも、いいかもしれませんね。
それでは、今日はこのあたりで。
文責:土井
――――――――――――――――――――――――――――
ギャプライズ LPO研究所
商品・サービスの「強み」を際立たせる。
6月 12th, 2010先日うまれて始めてガンダムの単行本を読み、
ガンダムの異常な強さと、普通のザクの弱さに、
驚きを隠せない土井です。
さて、先日弊社でセミナーを主催させて頂き、多くの方に御来場いただけたこと、
まずはこの場を借りて改めて御礼申し上げます。
さて、先日のセミナーで、商品・サービスの強みを際立たせる方法を
簡単に紹介させていただきました。
というのも、弊社でホームページやランディングページを構築する際に、
「商品・サービスの強み・特徴が無い」といった声をよく耳にするからです。
先日のセミナーで紹介させていただいた方法は、
御来場いただけた方だけの情報として、ここでは割愛させてください。
今日はそれ以外の方法を紹介しようと思います。
ます、商品・サービスの強みが無い、というのは往々にして
サービスの提供者側の視点であることを忘れないでください。
競合をみて、ここには勝てない、うちじゃ無理だ、と結論を急いでしまっては、
アイデアが生まれる余地もなくなってしまいます。
ここでまず発想を切り替えていただきたいのが、
何も商品やサービスに固執する必要はないということです。
ではまず一番良くある方法で、ご存知かとは思うのですが、
「人間力」を売りにする方法です。使い古されているという声が聞こえてきそうですが、
これは実際に効果があるので、よく使われているのではないでしょうか。
*これは効果がある場合が多いため、これだけやっておけばいいという誤解を生みやすい方法です。
人間力だけに頼るのではなく、商品やサービスの改善、開発も大切です。
次に、「権威」に頼る方法です。
権威として考えられるのは、
・芸能人、著名人
・その分野の専門家
・第三者機関や政府系機関のお墨付き
などです。
ほかにも、会社としての「数字」を権威として使うことも出来ます。
例えば創業年数や、利用者数などがこれに当たります。
他にも、例えば管轄の省庁や、必要な資格の登録番号など、
たとえそれが必須のものだとしても、掲載する効果はあると思います。
例えば保険代理店であれば、「財務局認可」と言えるはずです。
*保険代理店として開業するには財務局の認可が必須です。
次は、強みはあるのだけど、わかりにくくなってしまい、
ターゲットに伝わらない、伝えきれないという悩みも、よく寄せられます。
これはある程度は諦めて、根気強く説明していくしか無いのかもしれません。
もちろん、説明をわかりやすくしたり、喩えを使ったり、図解したりできることは
しっかりするべきです。
例えば、もはや消臭剤の代名詞ともなったファブリーズ。
もともとは、家全体に絨毯があり、しかも土足で生活する、
アメリカ発の商品でした。
しかし日本は畳文化で、匂いを消すといえば芳香剤、消臭剤が主流。
そもそも匂いは空気の問題で、布が原因という認識が全くなかったところからの販売でした。
布の匂いを取りたいと感じている顕在層はごくわずかなところからです。
それを日本で売るためにP&Gが行った広告戦略は、CMで匂いの原因がソファやカーペットなどの
布製品にあることを繰返し繰返し伝え、啓蒙する事でした。
そして、日本人は徐々に匂いの原因は布製品、と認識するに至ったのです。
このように、「強みがわかりにくい、伝わらない」というケースの多くは、
その商品やサービスによって解消される悩みや問題を、
ターゲットが正確に認識していない状態にも関わらず、
売り手側が売り手目線のまま商品・サービスを訴求しているケースがほとんどです。
すぐに大きな成果を期待することは出来ませんが、
地道にターゲットの立場にたって説明、啓蒙することが重要なのではないでしょうか。
文責:土井
――――――――――――――――――――――――――――
ギャプライズ LPO研究所
最後の1個です・・・
5月 5th, 2010これが最後の1個です・・・
と、店員にすすめられて、洋服や料理を購入してしまったことのある方、多いと思います。
最後の一つと聞くことで、いつでも買える存在が、
今買うか一生(もしくは当分)買えない存在に変化し、多くの人が行動を起こしてしまう、
典型的な例です。
今回の投稿では、ターゲットの「明日すればいい」や「今はめんどくさい」を
撃退する方法を一部ご紹介しようと思います。
■期間限定
よく使われる方法ですが、これは効果が有ります。
ただ単純に期間限定の特典をつけるのではなく、
顕在層であっても、様々な理由により成約していないターゲットを
取り込むための施策と考え、万人受けするような期間限定キャンペーン
は避けた方がいいでしょう。
また、ぎりぎりにならないと行動出来ないターゲットのためにも、
キャンペーンの終わる直前にメールなどで知らせておくのも有効です。
■数に限りがあります
冒頭で触れた方法です。
数に限りがあることを伝えることで、いつか買えると思っているターゲットを
今行動に移させる施策です。先着などとつけるとさらに良いかもしれません。
ただ、露出の多いところに出すよりも、既存顧客へのメールや、DMなどで
使うとさらに確度は上がります。
「いつも当店の商品をご利用いただいている方のうち100名様限定で・・・」
などといったコピー、ご覧になられたことがあるのではないでしょうか?
■早ければ早いほど、割安に
これは発売前のゲームやチケット、旅行などでよく見ますね。
すべての商品やサービスで使えるわけでは有りませんが、
もしの施策が可能であれば、効果が期待できます。
今回紹介した方法意外にも様々な方法で、ターゲットの
「明日すればいい」を撃退することができます。また単体で使うのではなく、
それぞれを組み合わせて使うことで、より成果が出やすくなります。
もし御社のランディングページに上記のような施策がなければ
一度試してみても良いかもしれません。
文責:土井
――――――――――――――――――――――――――――
ギャプライズ LPO研究所
世界のLP(ランディングページ)事情 Vol.2
4月 5th, 2010こんにちは、LPO研究員の土井です。
前回に引き続き、欧米を中心にLPO(ランディングページ最適化)事情を
今回もお伝えします。
前回の復習はこちら。
さて、前回のブログでは、海外のランディングページ
のほうがギャプライズで作成しているような縦長式LP
よりも、短いというお話をしました。
今回は、前回お話した物語展開型ランディングページ、
つまり縦長式ランディングページについて紹介しようと思います。、
では、海外の縦長式ランディングページ例から見ていきましょう。
海外ランディングページサンプル1
海外ランディングページサンプル2
海外ランディングページサンプル3
海外ランディングページサンプル4
海外ランディングページサンプル5
最初の二つは、そこまで長くないですが、
商品やサービスUSPをしっかり訴求する、
よいランディングページですね。
ページの構造もシンプルで迷いません。
下の3つはアメリカの情報商材のランディングページです。
こういった種類のページは、アメリカはシアトルに本拠地を置く
SEOmozでも取り上げられ、非常に強力だと評されています。
しかし、その多くは情報企業向けであったり、
全てでは有りませんが、集客方法に問題があったりと、
一般企業にはなかなか実践することが難しいのも、
また事実だと思います。
こういった種類のランディングページの是非については別の
機会にお話するとして、
その集客ノウハウに限定して言えば、一見の価値は有ります。
例えばメインのキャッチコピーのつけ方であったり、
途中で離脱させないテクニックだったり。
言葉選びなども、一般企業のWEB担当者が身につけておけば、
自社サイトや自社ランディングページのコンバージョンUPに
役立つかもしれません。
今回2週間にわたり、アメリカを中心に海外のランディングページを
色々ご紹介しました。今後もランディングページ視点で
様々な海外情報をお伝えしていきます。
文責:土井
世界のLP(ランディングページ)事情 Vol.1
2月 26th, 2010今回は欧米のLP事情ということで、日本以外の国のLPをご紹介します。
と、その前に日本のLP事情から。ご存知のとおり、日本のLPは縦長タイプが主流です。
その縦に長いコンテンツの中で様々な方法を使い、ユーザーの興味を引き、
最後にコンバージョンさせる、つまり「物語展開型」の縦長LPが多いと言えます。
ギャプライズでも、場合によってはですが、この縦長LPを製作しています。
では、海外のLPは一体どのような傾向があるのでしょうか?
それは…
海外LPサンプル1
海外LPサンプル2
海外LPサンプル3
とにかく短い。
勢い良くファーストビューで終わっています。
新聞や雑誌に掲載される広告とあまり変わらないサイズ、
ここではあえて「新聞広告型」LPと呼びましょう。
せっかく掲載サイズの成約を受けないWEBなんだから、
もう少しページのボリュームがあってもいいのに、
と思わず思ってしまうのですが、ではなぜこんなに短いのか。
まず思い当たるのが、
北米やヨーロッパの多くの方は、日本人ほど勤勉にサイトなんて
読まないということ。新聞広告型LPのファーストビューは明確なオファーやキャンペーン、
そしてわかりやすいビジュアルで構成されています。
とにかく、わかりやすい。誰でも読めますよね。
また気取った表現はともすれば反感を買いますが、
わかりやすさ、シンプルさに腹を立てる人はいないはずです。
さらにもうひとつは、欧米社会では結論を先に、
メリットを先に伝える文化があるので、最後まで結論やメリットを引き伸ばしても、
読んでもらえないということもあるのかもしれません。
では、欧米には物語展開型の長いLPは無いのか?
ちゃんと、あります。
では、どういった時に、短いLP、長いLPが使われているのか?
次回はそういった視点から海外のLP事情をお伝えできればと思います。
文責:土井啓二






