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2010
torneのマーケティングからLPを考える
現在販売絶好調の「torne(トルネ)」
皆さんご存知ですか?
torneはPS3専用地上デジタルレコーダーキットであり、
約1万円(PS3込みでも4万円程度)という驚き価格も話題でした。
しかし、
すでにテレビやレコーダーで対応している領域であり、
機能面では、そんな専門機などに劣る部分が多いため、
売れ行きに対して悲観的な見方も当初はあったようです。
しかし、torneは売れています。
不調と囁かれるPS3の販売数にも貢献するほどに。
その要因は、「ゲーム機ならではの操作性・快適性」
torneのインタフェースは非常に作りこまれており、
直感的かつ快適な動きで使い易い。
これはゲーム機のコントローラーという直感的に操作できるデバイスで
利用することを念頭においたことも要因だと考えられます。
(テレビのリモコンと比べてボタン数の少なさは一目瞭然)
また快適な操作性は、ゲーム読み込みスピード改善に取り組み続けてきた、
ゲーム機メーカーならではの工夫が凝らされているためと考えられます。
この「直感的かつ快適な動き」という強みを明確に伝えるために、
CM、店頭体験会、プロの体験レポート、ユーザーレビューに至るまで、
全てで上記のキーワードをメインに訴求しています。
家電メーカーなどの専門機と機能面などで正面から戦わず、
ユーザーが潜在的に抱えていた不満に焦点を当て、
さらに自社が持つ強みを徹底的に活用し、訴求したこと。
地デジレコーダーでありながら、
地デジレコーダーではなく「torne」というカテゴリを作る。
これは、「ipod」「iphone」で既存のカテゴリの壁を超えたアップルや、
「NintendoDS」「Wii」でゲーム機の概念を覆した任天堂に似ています。
レッドオーシャンと思われる市場でも、
潜在的なニーズと自社のUSPを明確にし、
「徹底的」に特化して繋げることが重要だという好例ですね。
リスティング広告などでも競争が激しい市場で戦う場合は、
競合とのドングリの背比べ差別化戦略のみならず、
USPを強調し、潜在ニーズに働きかけるLPを考えてみて下さい。
最後に余談ですが、
「torne」は「録るね」や「トルネード」などの意味があるそうですが、
個人的には「チョココルネ」が浮かんでしまいます!
(トルネードに近いといえば近いかな?)
文責:久岡
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ギャプライズ LPO研究所

筆者: 久岡 佳史





